講師の筒井晴彦さん(日本共産党国民運動委員会)は日本と世界の労働の認識の違いう角度から講演しました。国際労働機関(ILO)は労働条件の改善を位置づけ、労働者の社会保障の権利を実現することをILOの特別の責務としていると報告。すべての労働者に社会保障を適用するために、正規雇用化を積極的に促進してこそ、社会保障制度を確立できる事を説明しました。その中で日本と世界の労働の認識の違いが浮き彫りになりました。
参加者からは「以前に勤めていた会社では、朝は5時に家を出て高速を飛ばして9時に出社、帰りは12時ころ。当然、残業代はなし。体が心配になり辞めた」など非人間的、使い捨ての労働現場の実態が話されました。