日本共産党中越地区委員会

2013年11月

 24日長岡市で、雇用問題の学習会が開催されました。
 講師の筒井晴彦さん(日本共産党国民運動委員会)は日本と世界の労働の認識の違いう角度から講演しました。国際労働機関(ILO)は労働条件の改善を位置づけ、労働者の社会保障の権利を実現することをILOの特別の責務としていると報告。すべての労働者に社会保障を適用するために、正規雇用化を積極的に促進してこそ、社会保障制度を確立できる事を説明しました。その中で日本と世界の労働の認識の違いが浮き彫りになりました。
 参加者からは「以前に勤めていた会社では、朝は5時に家を出て高速を飛ばして9時に出社、帰りは12時ころ。当然、残業代はなし。体が心配になり辞めた」など非人間的、使い捨ての労働現場の実態が話されました。
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 22日は12月議会にむけて地区内の議員研修会が行われました。
 参院選後、安倍内閣の暴走が「秘密保護法案」をはじめ、やりたい放題の状況になり、国民生活がいっそう脅かされる状況です。そういう状況の中で日本共産党の地方議員は「対決」「対案」「共同」でいっそう現実政治を動かす提案力が求められます。
 研修会は「自共対決」というこれまでにない新しい情勢をつかみ、どういう姿勢でのぞむのかにつて、第26回党大会議案を中心に学習し、各自治体ごとの課題や議会対応について意見交換・交流しました。
議会

 斉藤地区委員長、服部地区常任委員は、18日午前から連合傘下の労組を訪問し、党中央委員会が発行した「ブラック企業規制法案の提出にあたって」と題する「赤旗」10月号外と、11月24日に党県青年後援会と民青同盟県委員会の共催で開催する雇用問題学習会の案内チラシをもって、長岡市内の連合傘下の労組を訪問しました。
 訪問した主旨を話し、号外、チラシを渡すと訪問したすべての組合が主旨を受けとめ号外とチラシを受けとってくれました。
関心のある方は是非、おいで下さい。

とき 11月24日(日) 14:00~
会場 サンライフ長岡
講師 筒井晴彦さん(日本共産党国民運動委員会)
参加費 無料
主催 かえるネットにいがた(日本共産党新潟県青年後援会)
    民青同盟新潟県委員会
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日本共産党中越地区委員会と党長岡市議団は11月14日に、「2014年度長岡市予算要望書」を森民夫市長に提出しました。
「要望書」は、党と市議団によせられた市民、地域のみなさんの要望、長岡市内で要求活動をおこなっている民主団体、市民団体との懇談をふまえ、192項目に及ぶ要求事項をとりまとめたものです。「要望書」の提出には、斉藤実地区委員長、笠井則雄市議団長、諸橋虎雄市議、木島祥司市議が参加し(細井市議は行政視察のため欠席)、森市長が他の公務のため山崎和夫副市長、渡辺政策企画課長から対応していただきました。
申し入れの冒頭に、斉藤地区委員長が予算編成における基本姿勢(5項目)を述べ、いくつかに絞って要望内容を説明しました。その概要は以下のとおりです。
【基本姿勢に関する要望項目】
① 大規模事業の見直し、市財政の効率的運用をはかり、市民の福祉・くらし最優先の市政運営につとめる。
② 「行財政改善」や「行革プラン」の名のもとでの市民負担、市民サービスの低下をきたさない。
③ 中小企業、地域産業、農業支援の重視で、地域内経済循環の施策展開をおこなう。
④ 「地域主権」の名のもとで、福祉・教育予算の削減が行われないよう国に要望する。
⑤ 自治体合併の検証、リーディングプロジェクトの遂行、準公選制方式による地域委員会の選出。
【具体的な予算要求項目】
① 原発からの撤退と再生可能エネルギーへの転換、放射能対策について。
② 中越大震災及び中越沖地震からの復興支援について。
③ 市民の福祉・教育・暮らし最優先の市政について。
④ 市民が主役の街づくり、地域と地球にやさしい市政づくりについて。
⑤ 地方自治の確立、男女共同参画社会実現に向けた市政づくりについて。
⑥ 憲法を生かし、地域から非核と平和が息吹く市政づくりについて。
また、笠井市議、諸橋市議、木島市議からは、いくつかの個別案件についての要望をおこないました。
これに対して山崎副市長は、「①原発問題については、国の専門的・技術的確立を中心に、国が全面にたった対応をしめしてもらうよう、必要な意見を国にも伝える。②子ども医療費助成については、小学校就学前から小学3年生まで通院が無料になったことで新たに4600人の支援対象が広がった。県内どこに住んでも同じ制度が受けられるよう市長会を通じて県に要望する。③教育環境の整備ついては、普通教室には、扇風機が設置されており、クーラーの設置は考えていない。手洗い場の給湯器設置は、さらに広げたい。④国保料については、受益者負担の公平性を保つため、むやみに一般会計からの制度外繰入はしない」など、いくつかの要望について回答をしめしました。
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11月24日(日)、長岡市のサンライフ長岡で雇用問題の学習会を開催します。主催は「かえるねっとにいがた」(日本共産党新潟県青年後援会)と民青同盟新潟県委員会です。
「えっ、!? この働き方普通じゃないの?」ということが多い雇用状況が横行しています。是非、若い方だけでなく、まわりに「ちょっと大変な労働条件で働いでいるんじゃないの」と思われる方にも声をかけていただければと思います。
写真は9日(土)午後に学習会の宣伝を長岡駅前のアオーレ前でやった時の写真です。カエルの着ぐるみが受けていました。
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 地区委員会は2日午前中に、斉藤地区委員長、服部地区常任委員で、中央委員会がよびかけた「秘密保護法案・国家安全保障会議法案の設置に抗議する全国いっせい街頭宣伝」にとりくみました。
 斉藤地区委員長、服部地区常任は、「首相や外交・防衛相、警察庁長官など『行政機関の長』が、“これは秘密”と決めたら、どんな情報も、国民の目から隠されてしまう」など、二つの法案の問題点を指摘し、「こんな危険な法案は力をあわせて廃案に追い込みましょう」と、市民によびかけました。
 4日雨模様のなか小千谷市でも、風間市議を先頭に4人が参加し、街頭宣伝にとりくみました。
 写真左は斉藤地区委員長、右は服部常任。
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