日本共産党中越地区委員会

2016年01月

 全国的に、この冬一番の寒波到来、悪天候となった19日、戦争法強行「怒りの日」全国いっせい宣伝行動が、地区内各地で実施され、地方議員、党員も参加しました。
 長岡市では、「長岡総がかり実行委員会」主催(わが地区委員会も参加する「憲法を守る長岡地域共同センター」と、社民党などが参加する「平和憲法をまもる長岡市民の会」の共催)の街頭宣伝署名行動が、アオーレ前で取組まれ、総勢50人前後が参加しました。
 宣伝行動では、二つの団体からそれぞれ2人、計4人が戦争法廃止、立憲主義の回復、安倍政権の暴走ストップを訴え、通行人、市民にアピールしました。党長岡市議団の笠井則雄市議団長、服部耕一市議も参加し、笠井市議団長がハンドマイクで訴えました。(写真下、右側マイクを持ち訴えているのが笠井市議団長)

CIMG0519



 柏崎刈羽原発の立地自治体、わが地区委員会の担当地域の柏崎市で、原発闘争の画期的共同がすすんでいます。
 「原発問題を考える柏崎刈羽地域連絡センター」「柏崎刈羽原発反対地元3団体」「プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク」の3つの既存の団体が中心となって、昨年来から協議を重ねる中、1月17日に「原発を再稼働させない柏崎・刈羽の会」の共同組織の発足とあわせた映画上映会が開催されました。集会では、運動を取り組んできた団体・個人が「柏崎刈羽原発の再稼働させない」の一点で力を合わせようと、それぞれが運動の協力を参加者に呼びかけられました。
 映画は歴史家であり、社会学者の小熊英二さんの企画・製作・監督による「はじめの一歩」という映画で、福島原発事故に抗議する人たちの記録映画でした。
 詳細はこちらhttp://www.uplink.co.jp/kanteimae/
 福島原発事故の抗議活動を始めるきっかけや、原発事故に対する国や東京電力などの思いとその変化、抗議活動の苦労とその苦労に負けることなく、今後も原発再稼働させない運動を続ける決意が描かれています。参加者は2時間近い作品でしたが最後まで真剣に見ていました。約170人が参加し、カンパの呼びかけには10万円を超えるカンパが寄せられ会場から拍手が起こりました。
 集会参加者は、この日の集会を大きな契機と力にして、原発再稼働ストップにむけた新たな活動へ、決意を固めあいました。
CIMG0168

2日前のことですが、経済産業大臣、原子力規制委員会委員長、内閣府特命担当大臣あてに「原発ゼロ、規制基準の見直し、実効性ある避難計画を求める要望書」の申し入れ行動が、党新潟県委員会としておこなわれました。申し入れ行動には、地区内の地方議員のみなさんを含め、県内から16名が参加し、井上さとし参議院議員と藤野やすふみ衆議院議員も同席されました。中越地区委員会から参加した議員は、笠井則雄・細井良雄両長岡市議、五位野和夫柏崎市議、小川秀男見附市議、池田力刈羽村議の5人です。

要望書の内容は
1、柏崎刈羽原発を再稼働させないこと。「新規制基準」を抜本的に見直すこと
2、実効性ある避難計画にすること
3、「原発ゼロの新潟」「原発ゼロの日本」をめざすこと
の3つを大項目に、細部にわたり現場、現地の思いを伝える内容です。以下は、参加した五位野市議からの報告概要を記事にしました。

 政府側は原子力規制庁、原子力防災、資源エネルギー庁の担当者が要望書の内容について答弁しました。こちらの「なぜ柏崎刈羽原発6,7号機が集中的な再稼働の審査対象になったのか県民の納得できる説明を文章で行うこと」については「審査は公開されているのでその議事録を見てほしい」。「新潟は豪雪地を抱えている、避難計画の指針を示してほしい」との問いには「国が指針を示すとそれに自治体が縛られる、地域で具体化してほしい」など、その他の項目についても原発立地地域からすれば、まったく無責任な答弁ばかりです。
 また、政府の「エネルギー基本計画」は、2030年は20~22%を原子力発電でまかなうとの計画に対し、「廃炉をのぞくすべての原発43基を動かし、老朽原発の稼働も必要になる」のかとの問いに「そうではない」と。では、「その20~22%の根拠はなにか?」とただすと、あれこれ言い訳をしてまともな答弁はありませんでした。必要総発電に対する原発の割合ありきです。
 さらに、稼働中止の原発には国からの交付額を大幅に減らす算定基準の変更については、「柏崎市と刈羽村に止まった責任があるのか。再稼働の誘導ではないのか」と厳しく批判しました。
 なにがなんでも再稼働させようとする政府の思惑と同時に、改めて原発事故への政府の無反省・無責任さが浮き彫りとなった交渉でした。
 一枚目の写真、左から五位野市議、藤野衆議院議員、井上参議院議員、西沢博新潟参院選挙区候補、渋谷新潟県議です。
3
CIMG0162

 今日は、党地区委員会主催(アオーレ長岡前)の戦争法廃止を求める街頭宣伝署名行動に取りくみました。地区委員会からは、斉藤実地区委員長、笹崎典夫地区副委員長、服部耕一長岡市議が参加し、総勢12人が行動に参加しました。
 笹崎副委員長、服部市議がハンドマイクで署名の協力を訴え、参加者は横断幕、プラカードなどもって、通行人にアピールしました。
 行動に参加されたSさんは、ギターをもってさながら”路上ライブ”。自ら作った戦争法廃止の歌を披露してくれました。
 雪模様の天候、寒い中での行動でしたが、神奈川から用で来られた女性の方も、「頑張ってください」と署名に応じ、激励をよせてくれるなど、元気の出る宣伝行動となりました。写真下は、署名を呼びかける服部市議、その下の写真は”路上ライブ”でギターの弾き語りをするSさんです。
 16日午前中は、長岡市栃尾地域でも、諸橋虎雄長岡市議先頭に、支部党員、「とちお9条の会」のメンバーの方々7人が参加し、同様に宣伝署名行動に取りくみました。
DSCF1969
DSCF1967
DSCF1968



 15日お昼12時から1時間、長岡駅近くにあるアオーレ長岡(市役所)前で、日本共産党中越地区委員会も加盟する「憲法を守る長岡地域共同センター」の新年最初の戦争法廃止を求める街頭宣伝署名行動が取り組まれました。
 宣伝行動には、各加盟団体のメンバー延べ20人が参加し、ハンドマイク宣伝、チラシ配布と横断幕やプラカードをもってのスタンディングで通行人にアピールしました。中越地区委員会からは、斉藤実地区委員長、服部耕一長岡市議が参加し、それぞれハンドマイクで署名の協力をよびかけました。朝方粉雪も積り、寒い日でしたが、お昼には日も照り、街宣日和となりました。
 「憲法違反の法律はその通りだが、やり方(審議の仕方)が問題だ。そこをもっと宣伝しなきゃダメだ」と署名に応じた男性は、安倍政権の横暴に怒りをよせていました。明日は同じ時間帯で地区委員会の宣伝行動を実施します。
DSCF1962
      署名の協力をよびかける服部長岡市議、以下写真3枚掲載
DSCF1965
DSCF1964
DSCF1963

   






 

原子力規制委員会は、柏崎刈羽原発6、7号機の審査を最優先ですすめ、2016年早々にも適合判断が下されると伝えられています。また国は、2016年度以降から再稼働しない原発立地自治体には大幅に交付金を減額する方向を検討し、「なにがなんでも再稼働させる」圧力をかけています。
 一方、「新潟日報」の世論調査(12月20、21日報道)では、再稼働に「反対」と「どちらかといえば反対」の合計は47
.4%、「賛成」「どちらかといえば賛成」合計23.4%の2倍以上です。さらに「脱原発」を望む声は7割を超えていまます。

こうした情勢下、新潟県では戦争法廃止の一点共闘とともに、7月の参院選、10月の知事選にむけ、「再稼働ストップ」のたたかいがいっそう求められています。

柏崎刈羽原発の立地自治体を担当する地区委員会として、その運動に力をつくす決意です。原発立地自治体の柏崎市で下記案内チラシのとおり、原発問題の講演会が開催されますので、ご案内いたします。img001


 新年あけましておめでとうございます。昨年のご支援とご協力に、感謝を申し上げます。2016年を迎えました。戦争法の廃止をはじめ、平和とくらしを守るために、そして参院選で安倍自公政権を少数派に追い込み、日本共産党のさらなる大躍進へ、奮闘する決意です。本年もよろしくお願いいたします。
 さて、新年2日、3日は地区内各地で議員を先頭に、参院選勝利めざし街頭宣伝に取り組んでいます。
 長岡市では、2日、3日と笠井則雄市議団長を先頭に、諸橋虎雄市議、細井良雄市議、服部耕一市議が取りくみました。2日午前中は、笠井市議団長(写真下)、服部市議(写真二段目)、斉藤実地区委員長の3人で、地区委員会の宣伝カーを出動し、斉藤地区委員長の司会で、笠井・服部両市議がそれぞれ選挙区内2か所で訴えました。どこでも、車中から手を振って激励が寄せられ、戦争法廃止、安倍暴走ストップへ、決意をあらたにした宣伝行動となりました。

DSC00073
            
DSC00069
              


このページのトップヘ