柏崎刈羽原発の立地自治体、わが地区委員会の担当地域の柏崎市で、原発闘争の画期的共同がすすんでいます。
 「原発問題を考える柏崎刈羽地域連絡センター」「柏崎刈羽原発反対地元3団体」「プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク」の3つの既存の団体が中心となって、昨年来から協議を重ねる中、1月17日に「原発を再稼働させない柏崎・刈羽の会」の共同組織の発足とあわせた映画上映会が開催されました。集会では、運動を取り組んできた団体・個人が「柏崎刈羽原発の再稼働させない」の一点で力を合わせようと、それぞれが運動の協力を参加者に呼びかけられました。
 映画は歴史家であり、社会学者の小熊英二さんの企画・製作・監督による「はじめの一歩」という映画で、福島原発事故に抗議する人たちの記録映画でした。
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 福島原発事故の抗議活動を始めるきっかけや、原発事故に対する国や東京電力などの思いとその変化、抗議活動の苦労とその苦労に負けることなく、今後も原発再稼働させない運動を続ける決意が描かれています。参加者は2時間近い作品でしたが最後まで真剣に見ていました。約170人が参加し、カンパの呼びかけには10万円を超えるカンパが寄せられ会場から拍手が起こりました。
 集会参加者は、この日の集会を大きな契機と力にして、原発再稼働ストップにむけた新たな活動へ、決意を固めあいました。
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