9月24日新潟市で、県内の野党各党と幅広い立場の市民で構成する「オールにいがた平和と共生」主催の参院選報告会が開かれました。集会は、さながら県知事選(29日告示・10月16日投票)に立候補表明した米山隆一知事予定候補(49)勝利のために決起集会ともなりました。
 米山予定候補(写真下)は集まった市民や野党各党代表ら250人を前に、知事選では柏崎刈羽原発の再稼働問題が大きな争点になるとあいさつ。「泉田裕彦知事の『福島原発事故の検証なくして再稼働の議論をしない』との路線を継承したい」と訴えると、割れんばかりの拍手に包まれました。
 さらに、医師で弁護士でもある米山予定候補は、医療・介護分野が危機にひんしているとし、制度の大きな枠組みは国の仕事だが執行するのは県であり、みなさんが安心して子育て、医療、介護が行われる県政をめざすとの強い決意を述べ、参加者の支持と共感を集めました。
 日本共産党の樋渡士自夫県委員長、生活の党の森裕子参院議員(県連代表)、社民党県連の小山芳元代表、新社会党県本部の小林義昭委員長、緑の党の中山均共同代表の5野党が一堂に会しました(写真上)。西村智奈美衆院議員も出席しました。
 佐々木寛共同代表は主催者あいさつで、市民と野党の要請にこたえ米山さんが告示目前に決意してくれたことに感謝するとし、参院選に続き知事選でも必ず勝利しようとのべました。
 樋渡党県委員長は、原発再稼働を許さないという立場で野党がまとまり、困難がありながらも米山さんを擁立することができたと振り返りながら、「短期決戦。市民と野党のみなさんが力を合わせて勝ち抜こう」と決意表明。
 森参院議員は、参院選では立憲主義や平和を守ることが大きな争点だったが今度は原発が一番の問題だとし、原発推進の自公推薦候補でなく、泉田路線を継承する米山さんを押し上げようと呼びかけました。
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